福岡のキッチン・台所リフォームは「優雅デザイン工房」

トップページブログトップページ > ブログ(戸建てリフォーム)
ブログ
カテゴリ

戸建てリフォーム

ルーフバルコニーのマンション・戸建て事例集20選

カテゴリ:戸建てリフォーム更新日:2019年7月31日
1907_1.jpg

家を新築する時にルーフバルコニーを作る方や、ルーフバルコニー付きのマンションを買う方が増えているのをご存知ですか?
ルーフバルコニーはガーデニングやホームパーティー・プール遊びなど、大人も子供楽しめる注目の建築仕様です。ではルーフバルコニーが一体どのようなものか、おしゃれで楽しいルーフバルコニーライフを送っている方々の事例を上げながら、ルーフバルコニーの魅力をご紹介します!



ルーフバルコニーの違いに注意

1907_2.jpg

皆さんはルーフバルコニー・バルコニー・ベランダ・テラス、それぞれの違いをご存知ですか?
同じようでそれぞれ異なる部分があるので、家を建てる時や賃貸物件への引っ越しの際にその家に付いている・または作る予定のものはどれに該当するのかを正しく認識できるようにしましょう。
ではそれぞれの違いをご紹介します。


 

ルーフバルコニー、バルコニー、ベランダ、テラスの違い


<ルーフバルコニー>
2階建て以上の階層のある一軒家やマンションなどで階下の屋根部分に作られたバルコニーのことを指します。他にもルーフガーデン、ルーフテラスとも呼ばれ、階下の屋根部分に作られることから一般的なバルコニーよりも広く開放感があるのが魅力です。

<バルコニー>
バルコニーは「屋根のないベランダ」を指します。ベランダとの違いは屋根の有無のみなので、広さや作りに大きな差は有りません。

<ベランダ>
建物の「2階以上にある住戸から外に張り出した屋根のあるスペース」を指します。
マンションや2階建ての住宅に多く、主に洗濯物を干したりする場合に使われます。

<テラス>
マンションの一階や一戸建て住宅の住戸から外に作られた地面より一段高くなったスペースを指します。ウッドデッキやレンガ、タイル、石張りなど素材は様々で、主にリビングの延長として使われることが多いです。
まとめると、ルーフバルコニーは「階下の屋根部分に作る広いバルコニー」、バルコニーは「屋根のないリビング」ベランダは、「外に張り出した屋根のあるスペース」テラスは、「マンション一階や、一戸建ての住戸から外に作る、地面より1段高くなったスペース」となります。


 

専有部分と共有部分の違い

マンションなどの集合住宅の場合、ルーフバルコニーを含むバルコニーやベランダは共有部分扱いになるため、使用料が発生する可能性があります。ルーフバルコニー付きの物件への引っ越しを検討する場合は、ルーフバルコニーの使用料など、どのようになるのかを確認しましょう。



ルーフバルコニーの事例20選

 

マンションの事例10選


1


2


3


4


5


6


7


8


9


10



 

戸建ての事例10選


1


2


2


3


4


5


6


7


8


9


10




ルーフバルコニーの値段が高い理由

1907_3.jpg

家を新築する際にルーフバルコニーを作る場合、一般的にベランダやバルコニーよりも施工費が高くなります。
特に高くなる主な理由は
1)面積が通常のバルコニーよりも広い
2)階下の部屋の雨漏りや漏水を防ぐ為の防水工事費が必要
3)階下の部屋の室温を快適に維持するためにパネルや塗装などの床断熱対策費が必要
4)ルーフバルコニーへ出る階段の設置費が必要

以上の4つです。
部屋の屋根部分に設置するため、設置される部屋に雨漏りや熱がこもることによって室温が上昇するなどの影響が出ないように、ルーフバルコニーの防水と床断熱対策は必須です。

2畳ほどのサイズの一般的なバルコニーを作る場合は約50万~80万円が相場ですが、ルーフバルコニーは約200万円前後の費用がかかります。

また、ルーフバルコニー付きの物件を購入する場合や賃貸契約する場合もルーフバルコニー無しの物件よりも高くなります。ルーフバルコニー付きの物件が高くなる理由は以下の3つが大きいです。

 

希少価値が高いため

ルーフバルコニー付きの物件は通常の物件よりも数が少ない為、希少価値があります。
物件の立地やルーフバルコニーの日当たりなどの条件が良ければ更に価格は上昇します。

階数が高いため

ルーフバルコニーは2階以上の高さに設置される為、マンションやアパートの場合は2階以上の高さの部屋であることが条件になります。
一般的にマンションなどの集合住宅は階数が高くなるほど賃料・購入価格が高くなること、そしてルーフバルコニーは主に最上階に設置されることが多いことから、物件の価格が高くなります。

 

不動産投資家に人気なため

ルーフバルコニーは中古物件での人気も高く、価格が下がりづらいので不動産投資家にも人気です。
不動産投資物件で注目される条件は、そこに住みたい人が多い・需要が高い物件であることです。その中でも希少性の高い物件は人気が高く、デザイナーズマンションやルーフバルコニー付きの物件は市場価値を長期間高く保ちます。そのため中古物件で賃料が相場よりも高くても入居希望者が多いため、長期間安定した収入が得られる見込みが高いのです。



ルーフバルコニーの活用法

1907_4.jpg

ルーフバルコニーは日当たりの良さと広々とした空間の開放感が魅力です。
洗濯物を広々と干す・休日はテーブルを出してホームパーティー・道路に飛び出す危険が無いので子供の遊び場として使う・人工芝を敷いてドッグランに・ガーデニングや屋上庭園に・などの様々な使い方ができます。
屋根がないので、夏の日除けにタープやビーチパラソルを設置するのもおすすめです。



まとめ:よりリラックスできる家に

ルーフバルコニーは人目を気にせずに使える新しい家庭の憩いの場です。ウッドデッキを付けて疲れた時にのんびりと過ごすアウトドアリビングとして使ったり、ガーデニングなどの趣味を楽しんだり、出かけなくても家族が集まってそれぞれ楽しめる空間として使うことで家族の仲も深まります。
引っ越しの予定や住宅の購入の予定のある方は、家族みんながリラックスできる新しい家の空間、ルーフバルコニー付きの物件の購入や新築の住宅での設置などをぜひご検討ください。

ヘリンボーン床リフォーム費用【DIYで安く抑える】

カテゴリ:戸建てリフォーム更新日:2019年6月28日
1906_1.jpg

部屋の模様替えで壁と同じくらい部屋の印象を左右するのが床です。床は色味や素材だけでなく、張り方にも様々な種類があります。今回ご紹介するヘリンボーン床は近年人気が高まっている床張りで、同じ色と素材でも、ヘリンボーン張りにするだけで部屋を一気におしゃれな空間へと変えてくれます。
そこで、今人気のヘリンボーン床とそのリフォームについてご紹介します。



ヘリンボーンとは

1906_2.jpg

ヘリンボーンはフローリングの床貼りの方法の一種です。レンガや木材をV字型、またはL字型に連続して組み合わせて作る模様で、そのデザインが開きにしたニシン(herring)の骨(bone)に似ている事からヘリンボーンと呼ばれるようになりました。

昔からその高級感とデザイン性が高く評価され、ヨーロッパの貴族の家でも使われていました。
日本でも寄木貼りという床貼りの技法があり、その中の一つに「杉綾」というヘリンボーンと同様の貼り方があります。そのことから、ヘリンボーン床は海外だけでなく日本でも昔から親しまれてきた模様ということが分かります。

ヘリンボーンは高級感と上質感、クラシカルな雰囲気が再評価され、近年住宅の床デザインに採用されるケースが増えている人気の床貼りです。



ヘリンボーンの床材ってなに?

ヘリンボーンで使われる床材で最も多いのは、自然の風合いを色濃く残している無垢材です。ですが、ヘリンボーン床にする為に必ず決まった素材でなければならないということはありません。
ヘリンボーンにすることで、一般的な床張りよりも部屋に高級感が生まれるので、比較的安価な集成材でも安っぽくならず、雰囲気のある空間にすることができます。
また、お庭などにレンガを敷く際にレンガをヘリンボーンにする方も増えています。



ヘリンボーンの床の種類

ヘリンボーンにはフレンチヘリンボーンという種類の模様もあります。
この2種類にはどのような違いがあるのでしょうか?


ヘリンボーン張り

1906_hb.jpg

ヘリンボーン張りは長方形の板をL字型に組み合わせていく貼り方です。
ヴェルサイユ宮殿の床にも使われていて、クラシカルで高級感のあるデザインが特徴です。


フレンチヘンリボーン張り

1906_fhb.jpg

長方形の板の端を45度にカットしてヘリンボーン張りと同様に組み合わせていく張り方です。板の合わせ目が直線になるのが特徴で、ヘリンボーンよりもモダンでスッキリとした印象になります。



ヘリンボーンの床にリフォームするときの費用

1906_3.jpg

ヘリンボーンの床に変更する時には通常の床張りよりも手間がかかるため、一般的な床貼りの価格の約2〜3倍近くかかると言われています。
具体的には、ヘリンボーンの本体価格は、1㎡で6,000~15,000円。 1㎡につき10,000円前後する商品が最も一般的です。
6畳のフローリングの部屋の場合では通常のフローリングは約10〜12万円ヘリンボーン貼りの場合は約20〜40万円ほどかかります。
金額がかかる分、お部屋は格段におしゃれになりますが、お部屋のおしゃれに出せる金額として納得できるかよく考え、悔いのないように決めましょう。



ヘリンボーンの床のメリット・デメリット

1906_5.jpg

ヘリンボーン床のメリットとデメリットを知って、自宅をヘリンボーン床にリフォームするか検討しましょう。

ヘリンボーンの床メリット

<1.オシャレになる>
なんといってもヘリンボーン床のメリットはひと目で他の床貼りと差をつける見た目にあります。きっちりと歪みなく「くの字型」に並べられた床材は圧倒的な重厚感のあるオシャレさを醸し出してくれます。


<2.様々なお部屋に馴染む>
日本でも西洋でも古くから親しまれている床模様なので、ナチュラルでもシックでも、様々なテイストに合わせることができます。
ヘリンボーン床は商品で少しレトロな雰囲気があり、フレンチヘリンボーン床は洗練された印象があるので、お好みのヘリンボーン床を選びましょう。


<3.高級感が出る>
ヘリンボーン床にすることで安価な床材でも高級感が出ます。木材だけでなく、そのまま貼るとチープな印象になりがちなクッションフロアやプラスチックタイルもヘリンボーン床にすることでチープ感を解消することができます。


ヘリンボーンの床デメリット

<1.施工費が高額になる>
クッションフロアやプラスチックタイルを除いて、木材や石材などをヘリンボーン床にする場合、施工費が通常よりも高額になります。一般的な並べるだけのやり方の場合は比較的かんたんに作業が行えるので費用はそこまでかかりませんが、ヘリンボーンの場合は「くの字型」に隙間なくキレイに並べていく必要があるので、作業に手間がかかるため、その分施工費が高くなります。


<2.時間がかかる>
手間のかかる作業なので、通常の床張りよりも2〜3倍の時間がかかります。見積もりを取る際に、ヘリンボーンにした場合の費用の他に施工時間も確認しておきましょう。場合によってはリビングのみなど、一部屋のみをヘリンボーンにして他の部屋は通常の床張りにすることも検討しましょう。


<3.部屋が狭く見える>
床材に関わらず、ヘリンボーンは模様による目の錯覚で部屋が狭く見えてしまいます。
広い部屋の場合は問題ありませんが、部屋を少しでも広く見せたい場合は、ヘリンボーン以外の明るい色味の床にするのがおすすめです。



賃貸やリフォームが大変ならシートがおすすめ

1906_6.jpg

賃貸物件で原状復帰が必須な場合や、リフォームが難しい物件・コストをあまりかけられない場合にはヘリンボーン柄のフロアシートがおすすめです。
ヘリンボーンの柄自体に部屋に高級感を出す効果があるので、本物の木を使わないといけないということはありません。


シートは飽きっぽい人にもおすすめ

フロアシートは幅広いデザインがあり張替えも簡単なので、部屋の模様替えをすぐにしたくなる方におすすめです。シートの価格はデザインや厚みなどで異なりますが、同じ面積で比較した時に木材やパネルよりも安価になる場合がほとんどです。
ワンルームなど比較的狭めの部屋なら2〜3時間で張替えもできるので、部屋の模様替えがお好きな方は是非フロアシートで床リフォームをお試しください。



ヘリンボーン床は、床暖房は大丈夫なの?

1906_7.jpg

<床を張り替える場合>
ヘリンボーン床で床暖房を設置する場合は、ヘリンボーン張りで床暖房対応の素材を選ぶ必要があります。
床暖房の上に床を貼るときには、床暖房のユニットを傷つけないように釘を打つ必要がありますが、ヘリンボーンは張り方が特殊なため、床暖房のユニット上にも釘を打たなければいけません。

そのため、床暖房ユニット以外の場所に釘が打てるようサイズを調整された床暖房対応のヘリンボーン床素材が欠かせないのです。



<フロアシート場合>
フロアシートでヘリンボーン床にリフォームする場合も、床暖房対応のシートを選ぶ必要があります。種類によっては焦げ付きや熱がこもることによってフローリングの下地にカビが発生するなどのトラブルの原因になります。
床暖房を設置していてフロアシートを使う場合は、床暖房のメーカーに使用しても大丈夫か一度確認してみましょう。


DIYで簡単にヘリンボーンの床を実現しよう

1906_8.jpg

ヘリンボーン床はDIYで張り替えることもできます。
ヘリンボーンは施工費用が通常よりも高くなりますが、自分で貼れば材料費だけで済みます。費用は木材の種類によっても変わりますが、DIY向けのヘリンボーン型に整形してある床材もあります。こちらの場合は1平米あたり約12,000円前後で貼り替えられます。
ただし無垢材などの木材を使った本格的な張替えは難易度が高く、プロレベルの技術と時間が必要となるため、DIYでヘリンボーン床に張り替える際は、扱いやすいプラスチックタイルを使うか、ヘリンボーン柄のフロアシートを貼る方法がおすすめです。
フロアシートの場合は6畳で約12,000円〜20,000円前後で床のリフォームが可能です。


ヘリンボーンの床の事例紹介


ブルックリン風のインテイリアとヘリンボーン床でとてもおしゃれ!
板の色味を暗いものと明るいものを混ぜることで深みが増していますね。



こちらは北欧風のインテリアのお部屋のヘリンボーン床です。
家具と床の色味が同系色でまとまりのあるお部屋ですね!



白とグレーで明るく高級感のあるお部屋には同系色のフレンチヘリンボーン床が♪
木目の温かみと床模様のスタリッシュさがマッチしています。



まとめ:床を変えて気持ちも気分も変えよう

床は部屋の雰囲気作りに重要な部分です。色や材質が変わるだけでも部屋の印象をガラリと変えてくれるので、お部屋のリフォームを検討する時には床のリフォームも合わせて考えたいものです。
ヘリンボーン床は部屋のオシャレ度を上げてくれる床模様ですが、実際に張り替えるとなると高額なので、まずはフロアシートで変えてみて、気に入ったらリフォームで床の張替えでヘリンボーン床にするという方法もおすすめです。

失敗しないキッチンパントリー!事例紹介

カテゴリ:戸建てリフォーム更新日:2019年5月22日
1905_1.jpg

皆さんはキッチンパントリーをご存知ですか?
キッチンパントリーは近年、新築・リフォームで設置する方が増えている人気の収納設備です。ではキッチンパントリーとは何か?どのようなメリットや機能があるのかを実際にキッチンパントリーを設置している事例と併せてご紹介します。




キッチンパントリーとは

1905_2.jpg

キッチンパントリーはキッチンのそばに設ける食品を貯蔵する為の別室やスペースのことです。
基本的には常温でも保存が可能で、消費期限の長い食品や調味料の保管をするために使われる場所ですが、近年では使用頻度があまり高くない調理道具や調理雑貨の収納場所としても使われています。




キッチンパントリーのメリット・デメリット

1905_3.jpg

メリット

1.キッチンに置くものを減らせる
パントリーにすぐに使わない食品ストックや調理器具を収納することによって、キッチン周りに置くものが減るので掃除や片づけがしやすく、調理スペースが広く使えることによって、より機能的なキッチンになります。

2.まとめ買いした食品の管理がしやすい
多くの食品類はまとめ買いをした方が単品で買うよりもお得ですが、一方でまとめ買いをしたものの、使いきれずに消費期限が切れてしまい廃棄してしまったことはありませんか?
そこでパントリーに食品のストックを一箇所に収納することによって、まとめ買いした食品がどのくらい残っているか、消費期限はいつまでかをすぐに確認できるため、廃棄ロスを減らすことができます。また、同じ食品の買いすぎを防ぐこともできるので、効率よく食品の補充・消費ができます。

3.災害時用の食料の備蓄にも使える
地震などの自然災害時に備えた、食料や水の備蓄の保管場所としてもパントリーは活躍します。大型の災害だけでなく、台風や大雪などで外出が困難になる場合やガスや水道が使えなくなる場合に備えて、飲水や加熱しなくても食べられるレトルト食品、数年保存できる缶詰類などの保存と管理もしやすくなります。



デメリット

1.一定のスペースが必要
収納場所を確保するために、キッチン付近にパントリー用の一定のスペースが必要になります。キッチンからパントリーが離れすぎると結局食品などの保存場所として使わなくなってしまったり、スペースが無いのに無理やり作ってしまうとキッチンの動線を妨げてしまうなど、かえってキッチンの使い勝手が悪くなってしまうこともあります。

2.害虫やカビの発生
食品を保存する場所なので、虫やカビが発生しやすくなることもあります。
掃除しにくい隙間、開封済みの食品や食べカス汚れなどがあると、害虫発生の原因になるので、パントリー内には未開封の食品や密封容器に入れた食品以外の食料品は置かないようにしましょう。また、配置場所の問題などで食べカス汚れが付きやすい、湿気が溜まりやすい場合は定期的に掃除を行い清潔な環境を保ち、湿気取りを置くなどの対策を行い害虫やカビの発生を防ぎましょう。

3.家の構造によっては設置が難しいことも
家の構造によっては、パントリーの設置が難しい場合もあります。
無理にパントリーを作るよりも収納棚を置いたほうが便利な場合もあるので、パントリーの設置リフォームを行う際には、まずリフォーム業者と相談してみましょう。




パントリーの間取り

1905_4.jpg

パントリーは設置場所や内部の棚の位置などで使い勝手が変わります。
棚の位置が高すぎたり、場所が奥まり過ぎて出し入れしにくかったりすると、パントリーの役割が軽減してしまいます。
パントリーを設置するためのポイントを抑えて、使い勝手の良いパントリー設計を考えましょう。


1.玄関とキッチンの両方への動線
パントリー食品の貯蔵庫として使うため、購入した食品を入れやすく、キッチンから取りやすいという場所が理想的です。
特にまとめ買いした食品や液体調味料などの重い物をキッチンの奥に設置したパントリーに運ぶのは大変です。なので、パントリーにキッチン側、玄関側のそれぞれに出入り口を設け両方から入れるように設計すると、購入したものはすぐに収納でき、調理に使う時はすぐに取り出せるというまさに理想的なパントリーになります。

2.奥行きは30cm以上50cm未満が丁度いい
パントリーの奥行きは30cm〜50cm以内がもっとも使いやすいサイズと言われています。
ワインや2リットルのボトルを寝かせて保存する場合にも丁度よく、パスタやその他の長いパッケージの食料品も最低30cm程の奥行きでほとんどのものが収納可能です。
逆に奥行きが長すぎると奥の物が取り出しづらくなるほか、掃除もし辛くなります。

3.間口は90cm前後が一般的
人が出入りする為のパントリーの出入り口の幅(間口)の多くは90cm前後で設計されています。この幅の広さはパントリーに食材や調理器具を持って出入りする際に丁度いいサイズです。
パントリーを広く大きく設置できる場合は、さらに広くてもいいでしょう。

4.ウォークインタイプの場合は行き来するスペースを
パントリーを独立した小部屋として設計するウォークインタイプの場合は、棚の奥行き+60cm程の人が通る為のスペースを確保しましょう。
収納するものに大型の調理器具なども含まれる場合は、さらに広いスペースを取るようにしましょう。




パントリーリフォームの相場

1905_5.jpg

パントリーのリフォームの相場は、扉がない空きスペースに可動棚を設置する場合は5万円前後です。
一般的なクローゼットのような扉付きの場合は広さによって増減しますが、10〜30万円、間仕切りや壁やドアも付ける個室タイプの場合は1畳あたり12〜20万円が相場になります。
リフォーム業者によって価格や工事内容などが変わることがあるので、複数の業者でそれぞれ相談と見積もりを出してもらいましょう。




リフォームが難しい場合は棚を購入しよう

1905_6.jpg

パントリーが欲しいけどスペースが無い、設置ができない場合にはパントリーと同じように使える棚を購入するのがおすすめです。
昨今様々なサイズやデザインの収納棚が販売されています。その中でもパントリーとして使う場合におすすめなのは棚の高さを自由に変えられる可変棚です。収納するもののサイズによって高さを変えられるため、サイズごとに収納するものを分けられるので整理・管理がしやすく、長く使っているうちに収納するもののサイズに変化があっても簡単に調整する事ができます。


パントリーの棚の相場

パントリー棚の相場は1万6千円〜4万円程です。大きさや材質・扉の有無などのデザインによって変動します。広さがあまり無いキッチンの側に置くことを考えた場合、幅60cm程のサイズで目隠しになる扉付きのタイプがおすすめです。パントリーとしては小型になりますが、高さが平均180cm前後のものが多いので、上に積み上げるように収納することで省スペースでもたくさんの収納ができます。




パントリーの収納のコツ

1905_7.jpg

パントリーにただ入るからとどんどん詰めていくとどの食品がどのくらいあるか、消費期限はどのくらいかなどの管理が難しくなります。
ではパントリーの性能を活かす収納のポイントをご紹介します。


1.消費期限の近い順に並べる
パントリーの目的の1つである食品ロスを減らすためには消費期限が近いものをすぐに取り出せるようにすることが大切です。消費期限近いものを一番手前に、それから期限順に奥に並べていくようにしましょう。 分かりやすくポストイットなどで一番手前のものに消費期限を書いて貼っておくのもおすすめです。

2.引き出しを使って奥の物も見やすく、取りやすく
パントリーの奥はデッドスペースになりやすく、新しく買ったものを手前から収納していって古いものがどんどん奥に閉じ込められるということも多くあります。
奥行きが40cm以上のパントリーには特に奥に物が閉じ込められやすいので、取っ手付きのカゴやパントリー用の引き出しなどを使って、一番奥も見やすく、取り出しやすくしましょう。

3.細かいものは収納ボックスにまとめる
調味料や小分けの食品などの細かいものは、中の見える収納ボックスやカゴに入れて種類ごとに分けて管理しましょう。
100円均一などにある透明の食品ケースなどを使うと、種類ごとに数を揃えやすく、同じデザインを並べることで見た目がスッキリするほか、ボックスの中が見えるのでどの程度消費しているかがひと目で分かるのでおすすめです。

4.ラベルを貼って家族みんなが使いやすく
パントリーをメインで使うのは主に炊事を行う人になると思いますが、買い物や調理を他の家族が行っても使いやすいように、収納ボックスや棚に何が入っているのかわかるようにラベルを貼るととても便利です。
ラベルが貼ってあれば使いたい食品を探す時にあちこち触ることもなく、買ってきたものを収納する時もどこに入れれば良いのか分かるので、普段使う人・時々使う人みんながストレスなくパントリーを利用することができます。




DIYで自分好みにも!

1905_8.jpg

パントリーはDIYで自作することも可能です。
パントリーに必要なのは食品をたくさん収納できる棚です。置くものの重量にもよりますが、基本的に缶詰類やパスタなどの乾物であれば厚さ1センチ程度の合板でも十分に支えることができます。
では実際にDIYで作成された、パントリーの作成事例をご紹介します。


パリのカフェ風パントリー
https://limia.jp/idea/105898/
こちらは本格的でおしゃれなパントリーをDIYで作る過程と完成後までを写真付きで紹介されています。デザインもおしゃれでまるでお店のようです!各工程で使った材料やどこで購入したかなどを説明されているので、部分的にも参考になります。



こちらはパントリーの棚を作成中の様子を紹介されています。
この棚を支えている銀色の支柱は可変棚を自作する際の必須アイテムです。穴に棚の板を支えるパーツを好きな高さに取り付けることで棚の高さを自由に変えられます。材料は主なホームセンターで揃うので、DIYでパントリーの作成を考えている方は一度材料を見に行ってみましょう。




余裕があればウォークスルーパントリーもおすすめ

1905_9.jpg

ウォークスルーパントリーとは出入り口が2箇所にある、生活動線としても使えるパントリーです。キッチン側と玄関側に出入り口を設けることが多く、買い物したものをパントリーに収納、パントリーを通り抜けて冷蔵・冷凍品などをキッチンの冷蔵庫に収納と流れるように収納することができ、また来客時にお客様にはち合わせないようにキッチンへ行くための通路としても使えるのでとても利便性が高いタイプのパントリーです。



キッチンパントリーの事例紹介

実際にパントリーを設置しているお家をご紹介します。

レトロな印象のおしゃれなパントリーです。
食品の他に食器類も収納してあり、壁のグレーと棚の木のぬくもりがマッチしています。


白を基調にした、収納ボックスも統一されたまとまりのあるデザインのパントリーです。
同じ種類の収納ボックスを使うことで、見た目もスッキリ♪


複数の収納ボックスを使ってたくさんのものを収納しているパントリーです。
棚ごとに収納物を変えて、それに合わせて高さも変えてあるので無駄なスペースがありません!




まとめ:パントリーで毎日の食卓を彩る

パントリーに様々な食品を収納することで、使うものだけを置いたスッキリとしたキッチンになります。広々としたキッチンは様々な食材を使った料理も作りやすく、日々の食卓が華やかになることでしょう。
パントリーは食品の消費期限切れによるロスを防ぐことにも役立つので、無駄なく食べ物を使い切れる優秀な収納機能です。キッチン周りに使っていない活用していないスペースがある、キッチンのリフォームの予定がある方は是非パントリーの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

失敗しないウォークインクローゼット!事例紹介も

カテゴリ:戸建てリフォーム更新日:2019年4月25日
1904_1.jpg

一軒家や賃貸物件でも増えてきたウォークインクローゼット。通常のクローゼットよりもたくさんの荷物や洋服などを収納できる便利なスペースなので、新築やリノベーションでも検討される方が増えています。

しかし作るとなると、どこに作った方が使い勝手が良いか、湿気や換気はどうなっているのかなどの疑問が出てきます。
クローゼットとウォークインクローゼットの違いやメリット・デメリット、ウォークインクローゼット備え付けるときのポイントを押さえておきましょう。




クローゼットとウォークインクローゼットの違い

1904_2.jpg

クローゼットとウォークインクローゼットはどちらも主に衣類の収納に使われますが、それぞれの違いをご存知ですか?
クローゼットとウォークインクローゼットについてご紹介します。


クローゼット

クローゼットは衣類をしまうために洋室に設置されている収納で、中にはハンガーパイプが取り付けられています。間取り図では、「CL」と表記され、奥行は50cm~60cm程度で人が中に入って着替えられるほどのスペースはありません。


ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットとは、人が入れるサイズのクローゼットのことです。間取り図では、「WIC」と表記されています。
ウォークインクローゼットは独立した小部屋なので、収納だけでなく中で着替えることもできるのが特徴です。また、通常のクローゼットよりも広く収納力も高いため、衣類のほかにもスーツケースやゴルフバッグなどの大型のバッグ類や雑貨なども収納できます。




ウォークインクローゼットのメリット・デメリット

1904_3.jpg

ウォークインクローゼットのメリットとデメリットにはどんなものがあるのでしょうか?

<ウォークインクローゼットのメリット>
ウォークインクローゼットのメリットは、アウターから下着まであらゆる衣類をまとめてしまえるため管理がしやすいことです。衣類だけでなく、バッグや帽子、アクセサリーなどのファッションアイテムをすべて一ヶ所に収納できるため、出かける際の準備がしやすくとても便利です。クローゼット内に十分な広さがあれば、衣替えの手間もありません。
また、広さによっては衣類だけではなく、スーツケースやゴルフバッグ、プール用品やスキー用品といった大型用品や季節品まで収納できることできます。


<ウォークインクローゼットのデメリット>
ウォークインクローゼットは人の立つスペースが必要な分、クローゼットの広さに対して収納スペースが減ることがデメリットです。また、収納できるアイテムが多いため、適当に詰め込んでいくと、物があふれて使いにくくなってしまいます。定位置を決めておき、収納がいっぱいになってきたら、不要な物は処分して常に奥まで人が入れるように整理するようにしましょう。




ウォークインクローゼットの広さ・間取り

1904_4.jpg

ウォークインクローゼットの広さは平均3畳前後で、部屋とクローゼットの出入り口が一つの個室タイプが一般的です。

クローゼット内の間取りや広さは使う家族の人数と収納する物の量や種類で決めるのがおすすめです。夫婦2人で使うなら2畳〜3畳、子どもと共用で使うなら3畳以上の広さ、アウトドア用品などの大型のイベント・季節用品なども収納する場合には3畳〜4畳以上の広さが理想的です。

衣類をメインに収納する場合は片面をハンガーラックに、反対の壁を収納棚にするⅡの字型収納がおすすめです。衣類でもコートやシャツなどハンガーに掛けて収納するものが多い場合は3面をハンガーラックにするコの字型収納が良いでしょう。




人気の設置箇所

1904_5.jpg

新築やリフォームなどで新たにウォークインクローゼットと設ける場合に人気の設置場所をご紹介します。



起きてすぐ着替えられる寝室

設置場所で最もよくあるのは、寝室に出入り口のあるウォークインクローゼットです。 朝起きてすぐに着替えられ、部屋にタンスなどの衣類の大型収納家具を置く必要がなくなるため、部屋をスッキリと落ち着いた印象にすることができます。



上着の花粉を持ち込まない玄関先

花粉や黄砂など外出時に衣類に付いたアレルゲンや汚れを室内に持ち込みたくない方に人気の設置場所が玄関先です。玄関からすぐ着替えることができるほか、シューズクロークも兼ねる事ができるので出かける直前のトータルコーディネートのチェックもしやすいため、ファッションこだわりのある方にも人気の設置場所です。



シンプルな動きができる洗面所奥

タオルやシャンプーなどの消耗品のストックやパジャマ・ルームウェアの着替えに便利なのが洗面所奥のウォークインクローゼットです。
この場所に設置する場合は、脱衣所とリビングまたはキッチンなど隣接させ、ウォークインクローゼットを通って部屋を行き来できるよう、室内の動線の一部にするのがポイントです。



洗濯物を簡単収納できるテラス横

テラスに干した洗濯物をすぐに収納でき、ウォークインクローゼット内でアイロンがけを行えるとても便利性の高い設置場所です。テラス側に換気窓を取り付ければ高い通気性を確保することもできます。




2ドアもおすすめ

1904_6.jpg

廊下やリビングにウォークインクローゼットを設置するときは2ドアがおすすめです。通常ウォークインクローゼットには扉が付いていませんが、2ドアにして引き戸の扉をつけることで日常使いのときは出入りしやすく、お客様を招いた時には扉を締めて目隠ししてプライバシーを守りつつスッキリとした印象を与えることができます。




場所によっては窓の設置が必須

1904_7.jpg

ウォークインクローゼットの内部は空気がこもりがちになるので、臭いや湿気が溜まりやすくなり、カビやニオイ移りが発生することがあります。そこで窓を取り付けることによって空気の入れ替えを行い湿気や臭いを逃がすことで中の衣類をカビやニオイ移りから守ることができます。

また、ウォークインクローゼットは部屋の奥に設置することが多く日当たりが悪い場所になることが多いので、窓からの日光で日中は電気をつけなくてもクローゼット内を使うことができます。




リフォーム時と新築時の違い

1904_8.jpg

ウォークインクローゼットを作る時、新築の場合は設置場所や内部のレイアウト、間取りなどを自由に決めることができます。夫婦2人分の収納に使う場合には2〜3畳、夫婦2人と子ども2人の4人分の収納に使う場合は3〜3.5畳程度の広さがおすすめです。

また、出入り口を2つ付ける「ウォークスルークローゼット」というタイプなら、寝室と廊下の間に取り付ければ、家族がおやすみ中のお部屋に入らずに着替えや洗濯物が収納できます。

リフォームで後付けするときは、主に押入れや元から付いているクローゼットを拡張するか、空きスペースを利用する場合の2パターンでの設置になり、費用は平均18〜80万円前後になります。

使わなくなった和室をウォークインクローゼットにリフォームする場合、壁紙や床材の変更や、照明や電源の追加などが必要になる場合があり、その分さらに工事費用がかかります。
リフォームする場合には予算と希望のリフォーム内容を施工業者に伝え、よく相談することが大切です。




増築が難しい場合はDIYでウォークインクローゼット風に

1904_9.jpg

賃貸で原状復帰が必須などの理由で、リフォームや増築が難しい場合にはDIYでウォークインクローゼット風の収納を作ることもできます。

ハンガーラックと木材で釘を使わずにできるクローゼット風収納や、収納棚に突っ張り棒を組み合わせてクローゼット風に改造する方法もあります。


実際にDIYでウォークインクローゼット風収納を作っている方の事例はこちら


・角材を突っ張り棒のように使えるようにする「ラブリコ」を使ったおしゃれな壁面収納!
https://roomclip.jp/photo/dwSB

・収納棚を改造して子ども用の簡易クローゼットに
https://ameblo.jp/eucalyptus-a/entry-11985561157.html

・釘やネジを使わずに木材を組み立てられるPLAYWOOD(プレイウッド)使ったDIYです
https://diyers.co.jp/articles/ciNU3




ウォークインクローゼットの事例紹介


大容量なのにスッキリとした印象のウォークインクローゼットです!
クローゼットの中でどのように収納を分けているのかわかりやすく説明されています。




こちらは和室をDIYでウォークインクローゼット風に改造している最中の様子です。
両側をハンガーラックにしていて大容量の収納ができそうです!




まるでセレクトショップのようなおしゃれなウォークインクローゼットです。
ハンガーラックに真鍮のレトロなポールを使い、仕切壁を無くすことによってよりスッキリして真鍮ポールが引き立っています!



まとめ:失敗しないために動線を考えよう

ウォークインクローゼットは、収納力が高く近年では多くの新築やリフォームで取り付ける人が増えています。しかし一方で、「便利そうだから作ったものの、うまく活用できない」という声も多く、結局物置状態になっているという人も。

ウォークインクローゼットを使いやすくするポイントは部屋と収納の行き来のしやすさを考えて設置することが大切です。
着替えや衣類の収納に使うということは毎日洗濯物を畳んで仕舞うという作業が必要になるので、クローゼットの中に持ち込んで畳める空間にすることや、畳んだ洗濯物をスムーズに運ぶことができる位置に作ることで利便性がグッと上がります。

また、玄関先に設置するなら間口を広めにとって、折りたたみ自転車は庭の整備用品の収納に使えるように床材を泥汚れに強いものにするなど用途によって設備を整えておくことも利便性を上げるポイントです。

なんのためにどのように使いたいのかを最初にイメージして、使い勝手の良い最高のウォークインクローゼット作りを実現しましょう。

ホームエレベーターの費用、相場を紹介

カテゴリ:戸建てリフォーム更新日:2019年3月28日
1903_1.jpg


2階建て、3階建ての一戸建て住宅に住んでいて、将来不安になるのが階段の上り下り。

今は問題なく移動できていても、高齢になった時に今と同じようにトラブルなく上り下りできるか、同居家族に年配の方がいて近い将来階段の移動が難しくなる懸念がある、そんな問題を解決するのがホームエレベーターです。

階段での移動の足腰への負荷を無くすだけでなく、踏み外しなどの事故の予防や荷物の運搬、車椅子や杖を使う生活になっても介助人と一緒に移動できるなどの様々なメリットがあります。

しかし便利な分費用も高く、初期費用は平均330万円、ランニングコストは年間8万円以上かかります。

ホームエレベーターの種類やメリット、必要なコストの内訳などをご紹介します。





ホームエレベーターの設置費用


1903_2.jpg


ホームエレベーターの販売価格は本体価格と設置工事費の合計価格になっていることが多く、一般的なホームエレベーターは本体価格と設置工事費の合計が250万〜450万円程度が相場です。

本体価格は220万〜400万円前後、設置工事費は30万〜50万円前後が平均とされています。

工事費用はエレベーターを設置できる吹き抜けの有無や住宅の構造が木造か鉄骨かなどの条件の違いによって大きく変わります。

また、既存の住宅を一部解体する場合や、エレベーター分増築する場合にはさらに追加の費用が発生する可能性があります。





エレベーター設置には申請費用も必要に!


1903_3.jpg


エレベーターの設置には必ずエレベーター専用の公的機関への確認申請を行う必要があります。これはエレベーターを設置する住宅が現在の建築基準法に適応しているかを役所で確認してもらうために必要な手続きで、この確認を受けなければエレベーターを建設することができません。

住宅に増築してエレベーターを設置する場合も、増築部分が10平方メートルを超える場合や、エレベーターを設置する住宅が防災地域にある場合にも確認申請が必要になります。

これらの手続きは基本的にエレベーターの施工業者を通して行われることが多く、費用は10万〜15万円程度かかります。




強度がない家は、自立鉄塔の費用も

1903_4.jpg

エレベーターの設置にはある程度の住宅の強度が必要になります。しかし、エレベーターが設置できるほどの強度がない住宅にも自立鉄塔を追加することにより設置が可能になります。
自立鉄塔の設置費用はエレベーターの価格に+50万〜100万円程になります。




設置後のランニングコスト


1903_5.jpg


ホームエレベーターの設置後にも可動させ続ける為に必要な費用が発生します。それがランニングコスト(維持管理費・運用コスト)です。

エレベーター設置後にかかる主なランニングコストの種類と費用の相場をご紹介します。



電気代

エレベーターを可動させるのに必要な電気代は1ヶ月あたり500〜600円程度かかります。この金額は1日平均20回程度の利用をした場合を想定していますので、利用回数が増えると金額が上がり、少なくなれば金額は下がります。




法定点検費用

建築基準法第8条により、エレベーターの所有者は定期点検を受ける義務があります。

定期点検はエレベーターの購入時にメーカーと直接メンテナンス契約を結び、定期的行われます。費用は年間4万〜7万円程度です。




固定資産税

固定資産税は土地と物件の評価額によって増減します。住宅にエレベーターを設置するとその住宅の評価額が上がり、固定資産税が高くなります。

現在の固定資産税+2万円程度の金額になります。





オイル交換代(油圧式の場合)

エレベーターの機種を油圧式にした場合、約5年毎にオイル交換を行います。

オイル価格は交換時期の原油価格などにより変動しますが、一回の交換に平均5万円程度かかります。



ホームエレベーターの種類とは?


1903_6.jpg


ホームエレベーターにはロープ式と油圧式の2種類があります。それぞれの特徴を知ることで理想のエレベーター選びに役立てましょう。





駆動方式

ロープ式と油圧式は駆動方式の種類のことです。ロープ式はカゴ(エレベータールーム)をワイヤーロープで吊り上げるものや釣合おもりを使用したものなどがあり、ビルやマンションなど幅広く使われており、低騒音・省エネで人気の高い種類です。

油圧式は電動ポンプで油の圧力を制御しながらカゴを昇降させるタイプで、到着・稼働開始時の揺れが少なくなめらかで快適な乗り心地が特徴です。




建物の構造

住宅の構造は木造と鉄骨・RCの2種類に分けられます。

戸建ての住宅で最も多いのは木造住宅ですが、近年では耐震性・防火性の高さから鉄骨・RC住宅も増えてきています。

エレベーターの設置には建物の強度が必要になるので、将来的にエレベーターを設置することを視野に入れていて新居の購入・建築を考えている方は、メーカーにその旨を相談しておくとスムーズな導入ができるでしょう。




各種類の費用

エレベーターの設置費用の相場を構造と駆動方式別でご紹介します。

木造/ロープ式:275万〜480万円
木造/油圧式:300万〜430万円
鉄骨・RC /ロープ式:270万〜460万円
鉄骨・RC /油圧式:290万〜420万円

若干、木造より鉄骨・RCの方が安くなる傾向がありますが、基本的には建物の構造の違いで大きく工事費用は変わらないと言えます。



サイズも様々

ホームエレベーターには二人乗り・三人乗り用や車椅子対応タイプや2階建て専用モデルなど、メーカーによって様々な種類が発売されています。

エレベーターを使う目的とメインの利用者を明確にすることによって、住宅に最適なサイズと種類を選びましょう。




耐用年数にも気をつけよう


1903_7.jpg


エレベーターの耐用年数は平均25〜30年と言われています。

現在とくにエレベーターは必要ではないが、将来に自分たちや同居家族の介護に備えて設置しておこうと考えている場合、ほとんど使っていないのに介護開始時にすぐに買い替えなければならなくなる恐れもあります。

今現在必要な場合や、数年内に必要になる可能性が非常に高い場合などにエレベーターを導入しましょう。





階段リフトで代用できる場合も


1903_8.jpg

今の住宅でエレベーターの取り付けが難しい場合や、金額的に諦めざるを得ない場合におすすめなのが階段リフト(階段昇降機)です。

エレベーターは設置に200万円以上かかり、大掛かりな工事も必要になりますが、階段リフトは住宅の階段にレールとリフトを取り付けるだけで済むので、エレベーターの半額以下の費用で後付する形で設置することが可能です。

リフトは直線の階段にもカーブしている階段にも対応していて、リフトの座面は折りたたむ事ができるので、利用者以外の家族の階段の利用を邪魔せずに使えます。





設置費用

設置費用は階段の形状や製品の種類によって変動します。今回は階段の形状別の平均費用をご紹介します。

直線型:60万円前後
曲線型:120万円前後

曲線型が直線型の2倍程高くなるのはレールの制作がオーダーメイドになるためです。

直線型の場合は一個あたりの価格が安い量産品が使えるのに対し、曲線型は階段の形状に合わせてレールを作成する必要があるため価格がグッと高くなります。

もちろん直線型も曲線型も性能に差はありません。





ランニングコスト

階段リストの場合、必要なランニングコストはバッテリー充電の為の電気代と年間保守費用(メンテナンス費用)のみになります。

電気代は月100〜150円程度で、こちらも使用頻度に応じて増減します。

メンテナンス費用は年間3〜5万円程度が相場です。座っている椅子が直接動く階段リフトの場合、急な不具合が怪我に繋がることもあるので、年に1回専門業者に点検をしてもらいましょう。





ホームエレベーターとの違い

階段の上り下りの負担を解消するという理由でどちらかを導入するなら設置費もランニングコストも低い階段リフトがおすすめです。

しかし、階段リフトは移動速度が安全のためゆっくりと動くようになっています。なので3階以上の階数のある住宅の場合はエレベーターの方が移動時間のストレスが低く使い勝手がいいでしょう。

また、車椅子からリフトへ自力で移ることが困難な方がいる場合や、介助人と一緒に上り下りしたい場合、車椅子などの移動の他に上下階で重い物や大荷物の上げ下ろしを頻繁に行うなど様々な状況に応じられるのがエレベーターの強みです。

ですが、やはり導入時も導入後も費用が高く、大掛かりな工事と公的機関への申請などの手間もかかるので、2階建ての住居で階段の上り下りのみに使う場合は階段リフトの方がいいでしょう。

価格で考えるなら階段リフト、利便性で考えるならホームエレベーターと言えるでしょう。





ホームエレベーター設置例

実際にホームエレベーターを住宅に設置した方たちをご紹介します!

こちらは子育ての負担を軽減する為にエレベーターを取り付けられたご家庭です。
白を基調としたデザインが内装とマッチしていますね!



ダイニングキッチンに繋がるエレベーターです。
広々とした奥行きのあるお部屋と相性バッチリ!



こちらは黒いシックなエレベーターの設置中のお写真です。

3階建てで屋上にジャグジー付きの豪華なお家に合う上品なデザインですね!




まとめ:安全な家を手に入れる

2階建て以上の住宅で多い階段事故。足腰が弱くなった高齢者や、小さな子供の落下事故が多く、足腰に問題がない健康な若い人でも足を滑らせて落下することも少なくありません。
住宅での階段事故で死亡者数は交通事故の死亡者数よりも多く、実は住宅の階段は高い危険性があるのです。
ホームエレベーターは階段による不慮の事故を回避できるほか、荷物の上げ下ろしや介護や子育ての負担を減らすことができます。もちろん決して安いものでは無いので、エレベーターの導入が難しい時は階段リフトの導入の検討や、階段に滑り止めや手すりなど事故を防ぐためのリフォームをすることも有効です。快適な生活のために、危険の少ない安全な住宅づくりを行っていきましょう。


2 3 4 次の5件