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コンセント増設リフォームの費用、相場

カテゴリ:リビング・ダイニング更新日:2019年2月27日
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皆さんは住まいのコンセントの位置や数に不満はありませんか?
スマホやIOT家電などの普及で、家庭で電気を使う物が増えている現在、それらの充電の為のコンセントが必要になり、コンセント不足のご家庭が増えています。

また、小さなお子さんのいるご家庭ではコンセントに物を挿し込んだり、コンセントに挿しているプラグを触るなどのいたずら防止の為に、子供が触れる位置のコンセントを塞いでいて使えるコンセントの数が足りなくなっているという状態も多く見られます。
これらのコンセント不足を解消するコンセントの増設リフォームについてご紹介いたします。



コンセントの増設ってできるの?

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コンセントの増設は資格を持つプロに依頼する必要がありますが、工事自体は30分〜1時間程度と以外に早い時間で増設することができます。
増設したい場所や種類にもよって工事費用や工事内容が変わるので、コンセントの増設リフォームに必要な基礎知識を知って便利な場所にコンセントを設置できるように備えましょう。


コンセントの増設前のチェックポイント

設置工事の前に、新規に分電盤から配線を引くか、既存のコンセントから分岐させて配線するか、または既存のコンセントの差込口を増やすかなどの希望のコンセント増設工事の内容と設置場所を決めておきましょう。

既存のコンセントから分岐させる場合、新規に分電盤から配線を引くよりも工事時間もコストも基本的には低くなりますが、分岐するコンセントからの距離によっては新規に配線を引く方が安く済む場合や、現在電力消費の高い家電に使われているコンセントから分岐させてしまうと増設したコンセントを使うとブレーカーが落ちてしまうなどのトラブルの原因になります。
増設工事をする際には、希望の場所にコンセントを増やすために最適な工事方法などを詳しく業者に確かめてもらいましょう。



コンセントリフォームの費用、相場

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コンセントの増設リフォームでかかる費用には、新規に分電盤から回線を引く方法と既存のコンセントから分岐させる方法の2種類があります。
おおよその費用の相場はこの様になります。

・新規に分電盤から配線を引く方法の場合:1〜3万円前後
・既存のコンセントから分岐させる場合:6,000円〜3万円前後

既存のコンセントから分岐させる方法の場合、分岐点となるコンセントから新たに増設するコンセントへの距離が遠い・配線を通す場所の都合で長く配線する必要がある場合などに価格が高くなります。



コンセントのタイプ、種類

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コンセントには様々な種類があり、使用する家電類によってどのタイプのコンセントが必要になるか決まります。では、家庭で使われている代表的なコンセントの種類をご紹介します。


 

アース付きコンセント

キッチンなどでよく見られるコンセントです。プラグ穴の下に漏電防止用のアース線を入れる穴が空いていて、このアース線が漏電時などに漏れた電気を地面に逃がすことにより漏電した家電に触れてしまっても感電しないようにするための機能です。

また、アース線は強い電圧を地面に流す効果もあるので、家電使用時に落雷などで強い電圧が生じた場合に家電を故障から守る効果もあります。
特に水回りで使う冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機などの家電にはアース付きコンセントを使用し、命に関わる事故を予防することが大切です。


 

マルチメディアコンセント

テレビコンセント・LAN用モジュラコンセント・電話用モジュラコンセントなどがまとめて付いてるコンセントです。
インターネット・テレビ・電話のコードを一箇所にまとめる事により配線をきれいにまとめられるほか、壁の中に有線ケーブルを通し各部屋のマルチメディアコンセントと繋がることにより安定したデータ通信が可能になり家のどこでも快適にインターネットやテレビを楽しむことができます。


 

抜け止め式コンセント

コンセント穴が湾曲しているのが特徴のコンセントです。
プラグを差し込み右側に回すとロックが掛かり、簡単には抜けない様になります。
家庭で使われることはあまりないタイプですが、給湯器やイルミネーションなどの長時間プラグを差し込んだまま使用する家電や機械類などを使う場合に、プラグが自重で抜けてしまうのを防ぐ事ができます。


 

アップコンセント、床下コンセント

床に埋まっているタイプのコンセントです。主にオフィスや学校などの施設で使われています。
アップコンセントはボタンを押すとコンセントが飛び出すタイプで、ホットプレートやIH調理器などの一時的に使う家電や、扇風機などの季節家電などのリビングなどで一時的に使う家電が多い場所に設置すると便利なコンセントです。

床下コンセントは完全に床に埋まっている蓋付きコンセントで、アップコンセントよりもコンセントの口数を多く付けることが可能です。蓋の端にコードを出す為の穴が設けられているので、ゴチャゴチャしがちなプラグ周りをスッキリと見せることが可能です。


 

漏電ブレーカー付きコンセント

接続している機器が漏電した際に、漏れた電流を検知し直ちに電気を止める遮断器です。プラグ型漏電遮断器とも呼ばれます。
一般的に分電盤の中には漏電遮断器が搭載されているため、漏電による感電を防ぐアースが電流を地面へ逃すと漏電遮断器が感知しブレーカーを落として電気を遮断します。

しかし分電盤の中に漏電遮断器が無い場合や、何らかの理由で分電盤内の漏電遮断器が感知しなかった場合、アースが長時間電気を地面へ流し続けることにより電熱がアース線に蓄積し、火災が発生することもあります。また、漏電中は本来電気が流れる箇所以外に電気が流れます。その電流による異常発熱が原因の火災の発生が起きることも考えられます。

それらのリスクを回避するのがプラグ自体に漏電遮断器が付いた漏電ブレーカー付きコンセントです。


 

防水コンセント

主に屋外の外壁などに設置するコンセントです。
プラグ穴に雨水などが入らないように屋根や蓋が付いていて、バーベキューや高圧洗浄機・イルミネーションなどの屋外で家電を使う時に急な雨などでコンセントが濡れてしまうのを防ぎます。




一緒にアンペアの増設も考えよう

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アンペアは電流の大きさのことです。
電気にはアンペア(電流)・ボルト(電圧)・ワット(電力)の3つの単位があります。アンペア×ボルトの数値がコンセントの回路で使えるワット数になります。

家庭での電力の使用に関して簡単に説明すると、家のコンセントのボルトとアンペアの数値が増えるほど家電などが動く為に使うワット数が増えるのでたくさん家電が使えるようになるということです。

ボルト数は一般の家庭ではほとんどが100Vです。稀に200Vの場合もあるので、アンペアの増設の前に一度確認しておきましょう。

アンペア数は一般的に20Aになっているので、多くの家庭のワット数は100V×20A=2000Wになっているということになります。

ここで注意したいのが、この2000Wという数値は一つの回路で使える容量の平均だということです。コンセントは一つの回路から複数のコンセントとつながっています。違うコンセントを使っても実は同じ回路から電力を供給している為、ワット数が大きくない家電でも複数同時に使うことで回路の使用容量の2000Wを超えてしまい、ブレーカーが落ちてしまうという事態が発生します。

ご家庭でよくブレーカーが落ちて困っている方や、消費電力の大きい家電などを新しく使いたい方は契約しているアンペア数の見直しがおすすめです。

また、コンセントの増設をするということは使う電力も増えるという意味もあるので、コンセントを増設する時には契約アンペアも上げたほうが良いでしょう。



 

アンペア増設の費用相場

アンペア増設の費用は工事の必要性によって変わります。
電力会社にもよりますが、基本的に契約するアンペア数を上げるだけで工事が必要ない場合は無料でアンペア数を上げることができます。アンペアを上げることにより一度に使用する電力量が上がるため、基本料金がその分高くなります。

電気の供給方法には単相2線式と単相3線式という2種類の仕組みがあり、アンペア増設時に工事が必要になるのは、この単相2線式を単相3線式に変更する必要がある場合です。単相2線式は最大30Aまでしか対応していないため、現在の住まいの電気の供給設備が単相2線式で、30A以上にアンペア数を上げたい場合には変更工事が必要になります。

この工事費用は配線を壁や屋根内に隠して通すか露出させるかなどによって変動しますが、平均6万円〜10万円ほどになります。




賃貸でもコンセント増設をできることも

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賃貸物件でコンセントの増設を行いたい時は、事前に大家さんや不動産会社に増設工事をしてもいいか必ず確認を取る必要があります。

新しい場所にコンセントを増設する場合も、既存のコンセントに差込口を増やす場合でも、増設したい箇所の壁に穴を新たに開ける・たまは広げる必要があるため、断られることももちろんありますが、基本的に賃貸物件のコンセントの増設は認められることの方が多いです。



コンセントの差し込み口の増設

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コンセントの増設は、新しい場所にコンセントを増やすだけでなく、既存のコンセントの差込口を増やすことも含まれます。
差込口を増やす工事では既存の配線を利用することが多く、その場合は5,000円程度で工事を行う事ができます。
しかし、差し込み口を増やし消費電力の大きい家電を追加で使う場合には新たに分電盤から配線を増やす必要があるため、数万円の費用がかかります。



エアコン用のコンセント増設は注意



エアコンを使うために新たにコンセントを増設する場合、通常のコンセントを設置すると様々なトラブルが発生する恐れがあります。
エアコンは使用電力がとても大きい家電なので、複数のコンセントと同じ回路を使ってしまうと電力の供給不足によって頻繁にブレーカーが落ちたり、回路に流れる電流が多くなりすぎて同じ回路でつながっているコンセントで使用している他の家電が故障することがあります。

なので、エアコンで使用するコンセントはエアコン専用に単独の回路を使って電力を供給する必要があるのです。


 

その他洗濯機や電子レンジなど200Vのものも

従来の日本の家電は100V対応のものがほとんどでしたが、現在では200V対応の家電も増えてきました。
100Vと対応の家電を200V対応の家電に変えるとその家電の電気料金が2倍かかりそうなイメージですが、実際には電気料金に差はありません。というのも、消費電力はアンペア数×ボルト数で決まる為、ボルト数が高くてもその分アンペア数が低ければ消費電力に差はでないのです。

200V家電を使うメリットは低いアンペア数でも安定して家電が使えるということと、家電の稼働時間が100V家電よりも短く済むので家事や仕事の時短になるという点です。



プロ以外はDIYでのコンセント増設はできない

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コンセントは電気配線の一種です。電気工事士法により、コンセントの設置や増設は電気工事士の資格が無いと増設作業ができません。そのためコンセントの増設は基本的にプロの業者に依頼して工事を行う必要があります。

電気工事士の資格を持っている方がDIYで自宅にコンセントを増設したという内容をブログやSNSでアップされていますが、資格のない人はDIYでコンセントの増設を行うことは絶対にしてはいけません。



コンセント増設で費用を抑えるには?

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コンセント増設の費用を抑える方法は次の3つが挙げられます。

1.壁や床のリフォームと同時に行う。
コンセントを増設する際に設置する場所に穴を開ける必要があります。そのため、床や壁のリフォームと同時に行うことでコンセントの増設用の穴を開ける費用を減らすことができます。

2.設置場所のくり抜き部分を少なくする
コンセントの設置箇所や差し込み口の数を必要な個数に絞りコンセント増設用にくり抜く壁や床の面積を最小限にすることによって、工事費用を抑えることができます。

3.見積もりを複数の業者で行う
工事費用や内容は業者によって細かく異なります。なので、複数の業者に見積を依頼し比較することにより、優良業者を見極めましょう。
工事の段階で見積もりの金額にプラスして追加料金が発生する場合もあるので、見積もりを依頼した段階で追加料金の有無やその理由を確かめおきましょう。



まとめ:生活を影で支えるコンセント

スマホやタブレットなどの携帯端末の普及やIOT家電の登場などにより、家庭での電力の消費が上がってきています。仕事でもプライベートでも、生活のなかで機械を使わないという人はほとんどいない現代において、住宅のコンセントは実はとても重要な存在だということに気付かされるのではないでしょうか。
コンセントの配置で生活の充実度が変わると言っても過言ではない今、あなたもコンセントの増設リフォームを検討してみませんか?