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ホームエレベーターの費用、相場を紹介

カテゴリ:リビング・ダイニング更新日:2019年3月28日
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2階建て、3階建ての一戸建て住宅に住んでいて、将来不安になるのが階段の上り下り。

今は問題なく移動できていても、高齢になった時に今と同じようにトラブルなく上り下りできるか、同居家族に年配の方がいて近い将来階段の移動が難しくなる懸念がある、そんな問題を解決するのがホームエレベーターです。

階段での移動の足腰への負荷を無くすだけでなく、踏み外しなどの事故の予防や荷物の運搬、車椅子や杖を使う生活になっても介助人と一緒に移動できるなどの様々なメリットがあります。

しかし便利な分費用も高く、初期費用は平均330万円、ランニングコストは年間8万円以上かかります。

ホームエレベーターの種類やメリット、必要なコストの内訳などをご紹介します。





ホームエレベーターの設置費用


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ホームエレベーターの販売価格は本体価格と設置工事費の合計価格になっていることが多く、一般的なホームエレベーターは本体価格と設置工事費の合計が250万〜450万円程度が相場です。

本体価格は220万〜400万円前後、設置工事費は30万〜50万円前後が平均とされています。

工事費用はエレベーターを設置できる吹き抜けの有無や住宅の構造が木造か鉄骨かなどの条件の違いによって大きく変わります。

また、既存の住宅を一部解体する場合や、エレベーター分増築する場合にはさらに追加の費用が発生する可能性があります。





エレベーター設置には申請費用も必要に!


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エレベーターの設置には必ずエレベーター専用の公的機関への確認申請を行う必要があります。これはエレベーターを設置する住宅が現在の建築基準法に適応しているかを役所で確認してもらうために必要な手続きで、この確認を受けなければエレベーターを建設することができません。

住宅に増築してエレベーターを設置する場合も、増築部分が10平方メートルを超える場合や、エレベーターを設置する住宅が防災地域にある場合にも確認申請が必要になります。

これらの手続きは基本的にエレベーターの施工業者を通して行われることが多く、費用は10万〜15万円程度かかります。




強度がない家は、自立鉄塔の費用も

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エレベーターの設置にはある程度の住宅の強度が必要になります。しかし、エレベーターが設置できるほどの強度がない住宅にも自立鉄塔を追加することにより設置が可能になります。
自立鉄塔の設置費用はエレベーターの価格に+50万〜100万円程になります。




設置後のランニングコスト


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ホームエレベーターの設置後にも可動させ続ける為に必要な費用が発生します。それがランニングコスト(維持管理費・運用コスト)です。

エレベーター設置後にかかる主なランニングコストの種類と費用の相場をご紹介します。



電気代

エレベーターを可動させるのに必要な電気代は1ヶ月あたり500〜600円程度かかります。この金額は1日平均20回程度の利用をした場合を想定していますので、利用回数が増えると金額が上がり、少なくなれば金額は下がります。




法定点検費用

建築基準法第8条により、エレベーターの所有者は定期点検を受ける義務があります。

定期点検はエレベーターの購入時にメーカーと直接メンテナンス契約を結び、定期的行われます。費用は年間4万〜7万円程度です。




固定資産税

固定資産税は土地と物件の評価額によって増減します。住宅にエレベーターを設置するとその住宅の評価額が上がり、固定資産税が高くなります。

現在の固定資産税+2万円程度の金額になります。





オイル交換代(油圧式の場合)

エレベーターの機種を油圧式にした場合、約5年毎にオイル交換を行います。

オイル価格は交換時期の原油価格などにより変動しますが、一回の交換に平均5万円程度かかります。



ホームエレベーターの種類とは?


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ホームエレベーターにはロープ式と油圧式の2種類があります。それぞれの特徴を知ることで理想のエレベーター選びに役立てましょう。





駆動方式

ロープ式と油圧式は駆動方式の種類のことです。ロープ式はカゴ(エレベータールーム)をワイヤーロープで吊り上げるものや釣合おもりを使用したものなどがあり、ビルやマンションなど幅広く使われており、低騒音・省エネで人気の高い種類です。

油圧式は電動ポンプで油の圧力を制御しながらカゴを昇降させるタイプで、到着・稼働開始時の揺れが少なくなめらかで快適な乗り心地が特徴です。




建物の構造

住宅の構造は木造と鉄骨・RCの2種類に分けられます。

戸建ての住宅で最も多いのは木造住宅ですが、近年では耐震性・防火性の高さから鉄骨・RC住宅も増えてきています。

エレベーターの設置には建物の強度が必要になるので、将来的にエレベーターを設置することを視野に入れていて新居の購入・建築を考えている方は、メーカーにその旨を相談しておくとスムーズな導入ができるでしょう。




各種類の費用

エレベーターの設置費用の相場を構造と駆動方式別でご紹介します。

木造/ロープ式:275万〜480万円
木造/油圧式:300万〜430万円
鉄骨・RC /ロープ式:270万〜460万円
鉄骨・RC /油圧式:290万〜420万円

若干、木造より鉄骨・RCの方が安くなる傾向がありますが、基本的には建物の構造の違いで大きく工事費用は変わらないと言えます。



サイズも様々

ホームエレベーターには二人乗り・三人乗り用や車椅子対応タイプや2階建て専用モデルなど、メーカーによって様々な種類が発売されています。

エレベーターを使う目的とメインの利用者を明確にすることによって、住宅に最適なサイズと種類を選びましょう。




耐用年数にも気をつけよう


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エレベーターの耐用年数は平均25〜30年と言われています。

現在とくにエレベーターは必要ではないが、将来に自分たちや同居家族の介護に備えて設置しておこうと考えている場合、ほとんど使っていないのに介護開始時にすぐに買い替えなければならなくなる恐れもあります。

今現在必要な場合や、数年内に必要になる可能性が非常に高い場合などにエレベーターを導入しましょう。





階段リフトで代用できる場合も


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今の住宅でエレベーターの取り付けが難しい場合や、金額的に諦めざるを得ない場合におすすめなのが階段リフト(階段昇降機)です。

エレベーターは設置に200万円以上かかり、大掛かりな工事も必要になりますが、階段リフトは住宅の階段にレールとリフトを取り付けるだけで済むので、エレベーターの半額以下の費用で後付する形で設置することが可能です。

リフトは直線の階段にもカーブしている階段にも対応していて、リフトの座面は折りたたむ事ができるので、利用者以外の家族の階段の利用を邪魔せずに使えます。





設置費用

設置費用は階段の形状や製品の種類によって変動します。今回は階段の形状別の平均費用をご紹介します。

直線型:60万円前後
曲線型:120万円前後

曲線型が直線型の2倍程高くなるのはレールの制作がオーダーメイドになるためです。

直線型の場合は一個あたりの価格が安い量産品が使えるのに対し、曲線型は階段の形状に合わせてレールを作成する必要があるため価格がグッと高くなります。

もちろん直線型も曲線型も性能に差はありません。





ランニングコスト

階段リストの場合、必要なランニングコストはバッテリー充電の為の電気代と年間保守費用(メンテナンス費用)のみになります。

電気代は月100〜150円程度で、こちらも使用頻度に応じて増減します。

メンテナンス費用は年間3〜5万円程度が相場です。座っている椅子が直接動く階段リフトの場合、急な不具合が怪我に繋がることもあるので、年に1回専門業者に点検をしてもらいましょう。





ホームエレベーターとの違い

階段の上り下りの負担を解消するという理由でどちらかを導入するなら設置費もランニングコストも低い階段リフトがおすすめです。

しかし、階段リフトは移動速度が安全のためゆっくりと動くようになっています。なので3階以上の階数のある住宅の場合はエレベーターの方が移動時間のストレスが低く使い勝手がいいでしょう。

また、車椅子からリフトへ自力で移ることが困難な方がいる場合や、介助人と一緒に上り下りしたい場合、車椅子などの移動の他に上下階で重い物や大荷物の上げ下ろしを頻繁に行うなど様々な状況に応じられるのがエレベーターの強みです。

ですが、やはり導入時も導入後も費用が高く、大掛かりな工事と公的機関への申請などの手間もかかるので、2階建ての住居で階段の上り下りのみに使う場合は階段リフトの方がいいでしょう。

価格で考えるなら階段リフト、利便性で考えるならホームエレベーターと言えるでしょう。





ホームエレベーター設置例

実際にホームエレベーターを住宅に設置した方たちをご紹介します!

こちらは子育ての負担を軽減する為にエレベーターを取り付けられたご家庭です。
白を基調としたデザインが内装とマッチしていますね!



ダイニングキッチンに繋がるエレベーターです。
広々とした奥行きのあるお部屋と相性バッチリ!



こちらは黒いシックなエレベーターの設置中のお写真です。

3階建てで屋上にジャグジー付きの豪華なお家に合う上品なデザインですね!




まとめ:安全な家を手に入れる

2階建て以上の住宅で多い階段事故。足腰が弱くなった高齢者や、小さな子供の落下事故が多く、足腰に問題がない健康な若い人でも足を滑らせて落下することも少なくありません。
住宅での階段事故で死亡者数は交通事故の死亡者数よりも多く、実は住宅の階段は高い危険性があるのです。
ホームエレベーターは階段による不慮の事故を回避できるほか、荷物の上げ下ろしや介護や子育ての負担を減らすことができます。もちろん決して安いものでは無いので、エレベーターの導入が難しい時は階段リフトの導入の検討や、階段に滑り止めや手すりなど事故を防ぐためのリフォームをすることも有効です。快適な生活のために、危険の少ない安全な住宅づくりを行っていきましょう。