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【庭の目隠し】家の周りに外構フェンスリフォーム

カテゴリ:戸建てリフォーム更新日: 2020年2月26日

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築10年前後から現在の新築住宅にも多く作られている外構フェンス。皆さんの身の回りにも様々なタイプのフェンスがありますが、その中でも道路や近隣からの視線を遮るためのものは目隠しフェンスと呼ばれています。目隠しフェンスにはアルミ製・木製・鉄製などの様々な素材やデザインがあります。

 

では目隠しフェンスを設置するには高さや素材・設置方法など、どんな種類があるのでしょうか?まずは目隠しフェンスの隙間と広さを決める基準からご紹介いたします。

 

 

 

庭の目隠しフェンスの高さや隙間の広さの基準

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庭の目隠しフェンスには様々なデザインやサイズがあります。今住んでいる家にピッタリのフェンスを選ぶ基準を確認してみましょう。

 

 

フェンスの高さ

目線の高さの目安は身長-10cmとされていて、日本人の成人男性の平均身長が約171cmとされているため、目隠しフェンスの高さは180cmほどで十分とされています。

外からの視線を遮るには路面から約180cmの高さで十分ですが、室内から・敷地内からの見え方に注意しましょう。床下の高さや敷地内の高低差によって見え方が異なるので、施工業者への相談や、自分で設置する場合は高さを図ってどのような見え方になるかをよく調べることが大切です。

 

 

 

フェンスの隙間の広さ

フェンスの隙間は広いと風通しが良くなり圧迫感の軽減に、隙間が詰まっている・隙間が無い場合は視線を完全に遮ることができるというそれぞれのメリットがあります。

隙間のあるタイプも目隠し効果はあるので、人通りがそれほど多くない場所には隙間が広いタイプを設置したり、デザインを自分で決められるのであれば目線の高さだけ目の詰まった素材を使い、その他は隙間の広い素材を使うという組み合わせを変える方法もおすすめです。

 

 

 

 

設置箇所で気をつけることが違う。

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目隠しフェンスの設置個所によって隙間の広さやデザイン・素材に気を付けなければいけません。特に気を付けておきたい3つの設置個所のポイントをご紹介します。

 

 

 

隣家との間は隙間が狭いものを

 

隣家との距離が近く視線が気になる場合は、視界をしっかりと遮る隙間の狭いデザインがおすすめです。

隣家との距離が密接しているほど近い場合や、自宅と庭・敷地に高低差があり隣家の方が高い場合はその分フェンスを高くする必要があるため、200cm以上の高さのフェンスが必要になる場合があります。

 

 

 

 

道路との間は圧迫感のないものを

 

道路からの視線を遮る場合は、隙間の広い圧迫感が少ないものがおすすめです。道路の場合は基本的に通り過ぎる際に目に入る程度です。もし道路で他人の家をフェンスの隙間から中をじっと見ている人がいれば、それだけで不審者なので人通りのある道路から覗き行為をする人はほとんどいないでしょう。つまり、隙間が広くても「フェンスがある」ということが防犯効果を生むということです。

 

また、道路に面した部分は設置箇所が広いことが多く、広い面積を隙間の無いフェンスで覆ってしまうと日当たりや風通しが悪くなるので閉鎖的で暗いお庭になってしまいます。

隙間が広く、色もナチュラルカラーや明るい色味のフェンスがおすすめです。

 

 

 

 

お風呂周りは、湿気に強いものを

 

お風呂周りは特に若い女性のいる家ではのぞきの被害に遭いやすいので、隙間の少ないフェンスでしっかり目隠ししましょう。また、湿気が多いため木製のフェンスでは腐食が発生しやすいので、湿気に強い素材や耐水加工が施されているフェンスを選びましょう。

 

視線がしっかり遮られて比較的価格も安いアルミタイプや、日本家屋に合う人工竹、すりガラスのように目隠ししながら採光もできるポリカーボネートタイプなどがおすすめです。

 

 

 

 

外構フェンスリフォームの費用

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目隠しフェンス(外構フェンス)の設置リフォーム費用はどのくらいかかるのでしょうか?
多くのご家庭で設置されているアルミフェンス・木製フェンス・ブロック塀との組み合わせ設置のそれぞれのリフォーム費用の平均額を見てみましょう。

 

 

 

アルミフェンスの場合

耐久性・豊富なデザイン・お手頃価格で外構フェンスの定番ともいわれています。アルミフェンスは新たに設置する場合も、既存のフェンスとの交換を行う場合でも必ず支柱を埋め込む基礎工事が必要になります。

この基礎工事が必要な理由は、既存の基礎が残っていても内部の鉄筋が腐食していたり、モルタルの耐久が劣化している恐れがあり、その状態の基礎に新しいフェンスを設置してしまうと強風や地震で倒壊する恐れがあるためです。

 

リフォーム費用の相場は1m当たり8,000円~30,000円程です。

 

フェンスのデザインなどの本体価格の差や、設置する基礎部分がコンクリートではなく土や芝生のお庭の場合はコンクリートの土台を作成する必要があるため基礎工事費用が割高になります。また、フェンスの高さを調整するために本体のカットなどの加工が必要な場合もその分費用がかかります。

 

 

 

 

木製フェンスの場合

温かみのある見た目とガーデニングやレンガ・タイルなどのお庭のデザインとの相性が良く人気の素材です。見た目も安っぽくならずに和風・洋風問わず様々なテイストの住宅に合うため、住宅の外観にこだわりのある方に特に人気の高い種類のフェンスです。木の種類によって虫に弱いものや、対候性に強いものなど、強度や性質が変わります。

 

リフォーム費用の相場は1m当たり40,000円~60,000円程です。

 

木製フェンスの場合は本体価格が平均約25,000円程でアルミフェンスの約2.5倍ほどかかりますが、基礎を埋め込む必要が無いものが多いので比較的簡単に設置することができます。

ただし、設置する地面が不安定な場合や隙間が少なく風に煽られやすいデザインのフェンスの場合は支柱の基礎工事が必要になるためその分費用が高くなります。また、天然木素材のフェンスは表面の塗装が剥がれやすいため、防腐剤の定期的な塗装などのメンテナンスが必要になります。

 

 

 

ブロック塀との組み合わせの場合

低めのブロック塀の上に目隠しフェンスを設置する場合、既存のブロック塀の上にフェンスを追加するかブロック塀も一緒に設置するかで費用が変わります。

 

 

【既存のブロック塀の上にメッシュフェンスを設置する場合】

1m当たりの設置費用の相場は、約3万円~3万5千円です。

既存のブロック塀を利用する場合は、ブロックの強度や基礎工事の必要性の有無を確認しましょう。設置から長い年月が経ってブロックが経年劣化している場合や、穴が開いているデザイン性のあるものの場合には設置できない可能性があります。

また、高さが1.2m(6段)を超える高さのブロック塀は鉄筋コンクリート製の基礎を設けなければいけません。

これは法律により定められているものですが、多くの住宅のブロック塀は基礎工事がされていない状態であるため、大型の台風や地震が増えている今、倒壊の危険が高いといえます。フェンスを設置する際に基礎工事がされていないブロック塀は同時に基礎も設けた方がいいでしょう。

 

 

【ブロック塀を新しく作った上にメッシュフェンスを設置する場合】

1m当たりの設置費用の相場は、約4万2千円~4万7千円です。

ブロック塀を新しく作る場合は、土台となるブロック塀の高さによって費用が変わります。多くの住宅では3段ほどのブロック塀の上に目隠しフェンスを設置されています。ブロック塀を高くする時は、6段(1.2m)を超える場合には基礎工事を行いましょう。

※メッシュフェンスは比較的安価な種類のフェンスです。設置するフェンスをアルミタイプや木製など他の種類にする場合はその分費用が上がります。

 

 

 

 

目隠しフェンスは後付け可能?

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目隠しフェンスの後付けは可能です。今設置されているフェンスを外さずに設置することや、フェンスや塀の上に設置することもできます。また、種類によってはDIYでの設置もできます。もしDIYで目隠しフェンスを後付けする場合は、風で飛ばされたり、雨などでカビ・腐食が発生しないように基礎やメンテナンスなどをしっかりと考慮しましょう。

 

 

 

後付けフェンスは、土台の補強をしっかり。

後付けフェンスは既存のフェンスの上や、庭側に設置することから、どちらの場合でも後付けするフェンスを支える支柱を新たに作る場合が多くあります。

しっかりとした土台が無いフェンスは、強風などで倒壊する危険があり、隣家や通行者に被害が出る可能性もあります。新たに作る支柱の土台は地面に基礎から作ることになるので、未経験者が作成するのは難しいため、DIYではなく業者へ依頼することをおすすめします。

 

 

 

 

予算に余裕がなければ簡単DIYで

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しっかりとしたフェンスの設置には基礎工事などの業者に依頼しなければできませんが、簡易的なものであればDIYでの設置も可能です。

 

 

 

【既存のフェンスに専用の金具や結束バンドで取り付ける】

初心者でもできる比較的簡単な後付けフェンスの取り付け方法です。この施工方法の場合は既存のフェンスの耐久性や後付けするフェンスの重量などによっては出来ない場合もあります。

また、既存のフェンスよりも高いフェンスの後付けや上に新しくフェンスを追加する場合も強度不足のため出来ません。

既存のフェンスと同じ高さで重量が比較的軽めのパネルタイプなどの取り付けが可能な方法なので、狭い範囲やベランダの柵に目隠しフェンスを取り付ける場合におすすめの手法です。

 

 

 

【基礎を自分で作る本格的なフェンスの設置】

フェンスの脚を地面に埋め込んで倒壊の危険を防ぐ本格的な目隠しフェンスの設置方法です。DIY用の埋め込み脚付きのフェンスの設置や柱から目隠し部分の作成まで自分で行うDIY玄人ならできる難易度の高い施工方法です。

 

業者が行う施工方法と同様に、まずフェンスの脚を埋める穴を掘り、底に砂利を敷いてフェンスの脚を入れ、フェンスを水平にしたら脚と穴の隙間にモルタルを流し込んで固定します。
難しい方法ですが、フェンスのデザインを好きな形に自分で作れるため、納得のいく目隠しフェンスを作りたい方におすすめです。

 

 

 

【置くだけ簡単設置タイプのフェンス】

複雑な設置作業は必要ない、置くだけで目隠しになる簡単設置タイプの目隠しフェンスです。

そのまま置くだけタイプや、地面に差し込むタイプもありますが、複雑な手順が必要ないのがポイントです。シンプルなデザインが多いのでDIYでデコレーションを楽しめます。

 

 

 

 

外構フェンスの施工例を紹介

 

 

 

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近隣との境界線トラブルに注意

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フェンスを設置する際に近隣、特に隣家との距離が近い場合に目隠しフェンスを設置すると、思わぬトラブルが発生することも。主なトラブルの原因は以下の3つです。

 

 

 

【フェンスで日差しが遮られた】

住宅の立地によっては目隠しフェンスによって近隣の住宅への日当たりが悪くなることも。
全ての建物には建物の日当たりを確保する権利「日照権」があり、後から建てた建築物などで近隣の住宅の日差しを遮り、権利を侵害している場合には訴えられることもあります。
基本的には目隠しフェンスだけでは法律違反にはならない場合が多いですが、特に一戸建ての住宅で近隣住民との裁判トラブルは避けたいものです。なので、事前にどのくらいのサイズなら日光を遮らないかを確認し、事前に設置について説明をしておきましょう。

 

 

 

【共有フェンスのデザインに裏表があるものだった】

これは隣家との間の境界線上に施工費を折半して建てた場合に稀に起こるトラブルです。(この設置例については※家との境界線上に設置する場合へ)
この場合サイズやデザインなどを隣家と話し合って決定しますが、その選んだフェンスが表と裏で支柱が見える・見えないなどの見栄えに差があり、どちらの住宅側を表にするかで揉めるという事例です。

こうならないためにも事前の話し合いの際に、フェンスのデザインが裏表共通のものか確認しておきましょう。

 

 

 

【フェンスが境界線を越えている】

フェンスを敷地のギリギリに立てたら隣家の敷地にはみ出してしまっていたという事例です。これは目隠しフェンスだけでなく、ブロック塀などの厚みのある塀や柵・庭の樹木などで起こるトラブルでもあります。

住宅の敷地には「境界杭」が打ってあり、この杭が示しているラインが示す部分までがその住宅の敷地であるという目印です。この目印を超えてフェンスや敷地内の物がはみ出し、さらに隣家の敷地内に入っている場合は忠告または訴えられることもあります。敷地ギリギリまで使いたいものですが、傾きや厚みを考えて、はみ出さないように注意しましょう。

 

 

 

※家との境界線上に設置する場合

隣家と土地が密接していて、互いの敷地の境目に目隠しフェンスを設置したい場合は隣家との協議しフェンスの材質・高さを決定し、それを含む設置費用を折半して設置することが可能になる場合があります。
その場合は修理やメンテナンス・撤去が必要になった場合なども隣家との協議が必要になり、自分の希望のデザインや材質のフェンスを設置できない可能性があります。

しかしその反面、フェンスの設置に同意を得ているため設置工事の騒音問題などのトラブルの回避、設置・メンテナンスなどの費用の折半によるコストダウンや隣家との関係性の保全などの面で有効です。

 

 

 

これらのトラブルは事前に設置した場合のシミュレーションをする、近隣へ設置のお知らせ・隣家への許可取りなど、設置前のしっかりとした対策と根回しで回避できることが多いです。

 

特に一戸建て住宅など長い期間のご近所づきあいが前提の場合は、小さなことでもトラブルが起きないように気遣いましょう。

 

 

 

 

まとめ:しっかりしたプライペート空間で安心できる家に

外部からの視線はじっと部屋や敷地を見ているわけではなくても気になりますよね。目隠しフェンスで気になる視線をシャットアウトして人目を気にせずにのびのびとリラックスできます。

また、目隠しフェンスは住宅への侵入を難しくする防犯性の高いものもあります。オシャレな目隠しフェンスで家の外観をワンランクアップさせながら防犯性を上げて、自分だけでなく家族も安心してくつろげる快適な家に作り上げましょう。