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【家庭用蓄電池】相場価格・補助金について紹介

カテゴリ:戸建てリフォーム更新日: 2020年10月23日

 

皆さんは「家庭用蓄電池」をご存知ですか?

 

蓄電池はスマートフォンや車のバッテリーなどに利用されていて、「充電式電池」や「二次電池」とも呼ばれます。

 

家庭用蓄電池は大型の地震・台風などで停電が起きた時に照明器具や家電の稼働・スマートフォンなどの充電ができ、約12時間分の電力を蓄えておくことができる非常用バッテリーとして今注目が高まっている設備です。

 

また、災害時以外にも深夜の電気料金が割安な深夜に電力を蓄えて電気料金が高い日中の電力として使うピークカットを行うことで月々の電気料金を安くすることもできます。

 

では家庭用蓄電池にはどのような種類と特徴があるのかをご紹介いたします。

 

 

 

 

 

「家庭用蓄電池」の相場価格

 

家庭用蓄電池には代表的な4つの種類があります。
種類別の特徴と相場価格を見ていきましょう。

 

相場価格は1kWh(キロワットアワー)あたりの価格です。

※kWh(キロアットアワー)単価
蓄電池の価格はkWhで表示される「電力量」で表示されることが多いです。これは一度に蓄えられる電気の量を表していて、10kWhの蓄電池の場合、「1kW(キロワット)の電化製品を10時間使える分の電力を蓄えられる」という意味になります。

 

「〇〇円/1kWh」は1kW(1000W)の家電を一時間動かす電力を溜めるには〇〇円かかる。という意味になり、蓄電池の製品別の充電量にかかる購入コストの目安として使われます。

 

リチウムイオン電池

 

相場:約10万円/1kWh

 

スマートフォンやノートパソコンのバッテリーに使われていることで有名なリチウムイオン電池は小型で容量が大きいことが特徴で、最も家庭用蓄電池として利用されている種類の電池です。

 

他の種類よりもやや高価ですが、本格実用化された2008年頃と比較すると価格は半額程度まで下がっており、これからさらに価格が下ると予想されています。

 

 

 

 

鉛蓄電池

 

価格相場:約5万円/1kWh

 

車のバッテリーや非常時のバックアップ電源に使われている蓄電池で、4種類の蓄電池の中で最も昔から使われています。

 

過放電に耐えられないため使ったあとはすぐに充電する必要がありますが、比較的低価格というメリットも。

 

 

 

 

ニッケル水素電池

 

価格相場:約10万円/1kWh

 

ハイブリッドカーのバッテリーや鉄道用の蓄電設備などに使われている蓄電池です。

寿命が約5〜7年と他の蓄電池に比べ短いですが、過充電や過放電にも耐えられ、高温環境下でも使えるタフさがあります。

 

 

 

 

NAS電池

 

価格相場:約4万円/1kWh

 

蓄電容量が多く大規模な電力貯蔵施設や工場など電力をたくさん使う施設のバックアップ電池として利用されています。

 

価格相場も他の種類よりもkWh単価が低めでさらに製造資源も豊富なため、さらなる価格低下が期待されていますが、現在生産されている製品では家庭用に使用するには容量が大きすぎるものが大半ため、家庭用蓄電池として使われることはあまりありません。

 

 

 

 

この蓄電池がおすすめ

今回紹介した4種類の中で家庭用蓄電池におすすめなのは「リチウムイオン電池」です。

小型で蓄電容量が多く、他の種類と比較して場所を取らないのでどのご家庭にも設置しやすい種類と言えるでしょう。

 

また、2030年までにさらに販売価格が下がるという予想もされているので普及率の上昇も期待でき、これからさらに幅広い容量・サイズの製品が開発されるという期待もあります。

 

ですが、使用状況によって適切なものがあるため、蓄電池の種類に迷ったら専門家に相談しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

「家庭用蓄電池」導入のメリット・デメリット

 

電気には「直流」と「交流」の2つの種類があり、太陽光発電で作られた電気は「直流」家庭で使う電気は「交流」と電気の種類が異なるため、発電した電気を家庭で使えるように変換させる「パワーコンディショナー (パワコン)」が必要になります。

 

家庭用蓄電池には搭載されているパワーコンディショナーの種類によって「単機能型」「ハイブリッド型」という2つに分類されます。

 

この2つの違いとメリットとデメリットを見ていきましょう。

 

 

 

 

「単機能型」の家庭用蓄電池

単機能型は太陽光発電が無いご家庭におすすめのタイプです。

 

太陽光発電を設置していない・今後も設置する予定は無いけど災害時などで長時間の停電が発生した時のための非常用電源を確保したいという方は単機能型から選びましょう。

 

 

メリット

・ハイブリッド型よりも安い

 

・蓄電容量が多く大出力できる機種が多いので、停電時も家全体の電気が使える

 

・すでに太陽光発電システムがあるご家庭でも後付できる

 

 

 

デメリット

・太陽光発電と連携させる場合、ハイブリッド型と比較すると充電効率が悪い

 

・長時間の停電の場合、充電分の電力を使い切ったら一切家電・照明が使えなくなる

 

・太陽光発電と組み合わせて使う場合には太陽光発電用パワーコンディショナーを別途つける必要がある

 

 

 

 

「ハイブリッド型」の家庭用蓄電池

ハイブリッド型は太陽光発電用パワーコンディショナーと蓄電用パワーコンディショナーを一体型にした「ハイブリッドパワーコンディショナー」を搭載した蓄電池です。

 

これから太陽光発電を設置する場合は同時にハイブリッド型の家庭用蓄電池を設置するのがおすすめです。

 

 

 

メリット

・太陽光発電で作った電力を少ないロスで使用・蓄電することができる

 

・太陽光発電の設置と同時に設置することで保証や施工をスムーズに行うことができる

 

・ 停電時の太陽光発電から蓄電できる電気量が単機能型は0.5kWなのに対し、ハイブリッド型は2kWと約4倍の蓄電ができる

 

 

デメリット

・太陽光発電が故障した時に蓄電池も同時に故障する連鎖故障が起きやすい

 

・出力量が低く、電流をたくさん使う家電(ドライヤー・炊飯器・電子レンジなど)を使うと使用できる範囲が狭くなる

 

・停電時に使える回路数や使える家電が100Vのみなどに制限されている機種が多く、家全体の電力供給ができない場合もある。

 

 

 

ハイブリッド型は太陽光発電と組み合わせて使うことが前提となっているため、蓄電容量が少なく出力量が少なめなものがほとんどです。

その代わり日中に電力を溜めて夜間に使うことで長期間の停電でもリビングやキッチンなどの使用に必要な最低限の電力を継続的に確保できるというメリットがあります。

 

単機能型は蓄電容量が多く停電時でも通常通りに家中の電気が使えますが、そのため長期間の停電中でも普段どおりに電気を使って電力が復旧する前に蓄電した電力を使い切ってしまうことも。

電力の復旧の見通しがつかない時には必要最低限の電気の使用を考えなければいけません。

 

 

 

 

 

「家庭用蓄電池」の寿命は?

 

基本的に「単機能型」も「ハイブリッド型」も寿命に差はありません。
蓄電池の種類別の平均寿命は以下の通りです。

 

・リチウムイオン電池:約10年

 

・ニッケル水素電池:約5~7年

 

・鉛蓄電池:約17年

 

・NAS電池:約15年

 

 

メーカーの内部品質や日常の運転方法で差が出てきますが、家庭で使われる蓄電池の平均寿命は約10年前後と考えていいでしょう。

 

電池は10%未満まで残量を減らす・または放電しきってしまう「過放電」と100%になっても充電し続ける「過充電」を行うと寿命がグッと縮んでしまいます。

 

家庭用蓄電池は20%〜90%以内の残量で運用することを考えて容量を選ぶことが大切です。

 

メーカーや機種によっては使用量の上限と下限を設定できるものもあるので、うっかり過放電・過充電してしまう不安がある方はリミッター付きの機種を選ぶことがおすすめです。

 

 

 

 

 

 

「家庭用蓄電池」は後付可能

 

すでに太陽光発電を設置しているご家庭にも後から蓄電池を設置することが可能です。

 

蓄電池を後付する場合に注意しなければ行けないのは「太陽光発電のパワーコンディショナーの残り寿命」です。

 

太陽光発電のメーカー保証は大体10年で切れることが多いので、そのタイミングで蓄電池を設置するとした場合

 

太陽光発電のパワーコンディショナーが故障しておらず、まだ数年は使えそうな場合は「単機能型」

 

太陽光発電のパワーコンディショナーが故障した、またはもうすぐ壊れそうと考えられる場合は今の太陽光発電用のパワーコンディショナーの交換と合わせて「ハイブリッド型」の蓄電池を導入することがおすすめです。

 

 

 

 

 

 

「家庭用蓄電池」の事例紹介

 

 

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補助金をうまく活用しよう!

 

家庭用蓄電池の設置には補助金が出る場合があります。

補助金は各自治体から国から2種類があり、各自治体は自治体ごとに補助金額や条件が異なるため、お住いの自治体が補助金制度を実施しているか確認してみましょう。

 

国からの補助金は「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金」があります。

 

この補助金は補助対象設備の導入に対して20,000円の補助金が出ます。

 

補助金を受け取るためにはまず申請が必要で、先着順に補助金の交付が行われます。申請段階で補助金の予算額に到達・超過すると募集期間中でも申込み受付が終了してしまうので、国からの補助金を希望されている方は受付開始後すぐに申し込みができるように事前に準備しておきましょう。

 

※2020年(平成31年度)の補助金の追加公募の受付は終了しています。

 

参考:平成31年度「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金」追加公募について|一般社団法人環境共創イニシアチブ 

 

 

 

 

福岡の場合の補助金

 

福岡県の蓄電池の補助金は市町村が実施しています。

「福岡県」が実施している家庭用蓄電池の補助金制度は無いので注意が必要です。

 

市町村ごとに申請期間や補助金額・対象設備などの条件が異なるので、お住いの市町村の対象条件を事前にしっかりと確認しましょう。

 

2020年度の福岡県では大野城市久留米市上毛町福岡市みやま市三潴郡大木町の6つの自治体で補助金制度を実施しています

 

 

 

 

 

 

まとめ:環境に優しく、停電も慌てない家に

近年、地震や大型の台風が増えていることから長期間のライフラインの停止に備えた防災意識が高まっています。

 

家族や親族の生存確認や情報入手のためのテレビやスマートフォンの充電、赤ちゃんのミルクやインスタント食品を食べるためのポットの使用や熱中症や防寒のためのエアコンの利用など、停電中でも使える電力の確保はとても重要です。

 

家庭用蓄電池は災害時の非常用バッテリーとしてはもちろん、日常でもピークカットによる電気代節約や太陽光発電と組み合わせることで、自宅で発電・利用・蓄電することでさらに効率の良い電力運用が可能になります。また、太陽光発電と組み合わせることで二酸化炭素の排出を減らすこともできます。

 

環境に優しい生活をおくりながら、災害による停電にも備えられる家庭用蓄電池はこれから家庭に必要になっていく設備と言えるでしょう。これから住宅を購入しようと考えている方や、電気代の節約や災害の備えを充実させたい方はぜひ蓄電池の設置もご検討ください。