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セントラルヒーティングとは?使い方も解説

カテゴリ:マンションリフォーム更新日: 2020年12月28日

 

冬の暖房といえばエアコン・ファンヒーター・ストーブ・こたつなどが主流ですよね。

 

 
でもこれらの暖房は一台で一部屋を暖めるので、部屋を出ると思わず寒っ!と声に出てしまうほど廊下が冷えているなんてことも。

 
急激な温度差は血圧を大きく変動させ失神や心筋梗塞・脳卒中を起こすヒートショックの原因にもなります。

 

 
そこで今回は一台の暖房で家中を暖める「セントラルヒーティング」をご紹介いたします。

 

 

 

 

 

セントラルヒーティングの種類

 

セントラルヒーティングには暖める機能や場所によっていくつかの種類があります。

 
日本のセントラルヒーティンでよく使われている代表的な3種類の特徴を見ていきましょう。

 

 

 

 

パネルヒーター(パネルラジエータ)

 
各部屋に設置したパネルにボイラーで温めた温水を送ることで部屋を暖めます。

 

 

ヒーターについたバルブの開け締めの加減を調節することで湯量の調節を行い、セントラルヒーティングシステムのON・OFFと温度設定ができるようになっています。室温を上げたいときには湯量を増やし、下げたい時は湯量を減らします。

 

 

 

床暖房

 
マンションや新築物件などで人気の床暖房もセントラルヒーティングの一種です。
 

 

暖かい空気は上に、冷たい空気は下に移動する性質があるため、ヒーターやエアコンのみで部屋を暖めると足元はひんやり冷たいという状態になることもありますよね?

 
床暖房は冷えてしまう床そのものを温めるため、効率よく部屋を温めることに向いている暖房器具とも言えます。

 

 

 

全館空調(セントラルエアコン)

 
オフィスなどで使われている送風口を各部屋や廊下などに設置することで暖かい空気を家中に送るエアコンです。

 
エアコン本体は屋根裏などの見えない場所に設置するためお部屋をスッキリとした印象にすることができます。

 

 

 

 

 

セントラルヒーティングのメリットデメリット

 

メリット

 

 

・部屋や廊下に温度差が発生しない

リビングは暖かいけど、廊下やトイレ・お風呂は冷えているという状態もセントラルヒーティングなら全ての部屋を同じ温度に暖めてくれるため解決することができます。

 

 

 

 

・火を使わないので安全

灯油を使うストーブやヒーターとは違い、セントラルヒーティングは電気やお湯を使います。

 

火を使わないため火災のリスクも下がり、一酸化炭素や二酸化炭素が発生しないので不燃による一酸化炭素中毒の心配もありません。

 

 

 

 

・耐久性が高い

暖房器具は熱源を発生させる動力部と部屋を暖める温め部が密接しているため、どちらかが原因で故障しても買い換える必要があります。

 
一方セントラルヒーティングは動力部と温め部が離れているため、どちらかが故障してもその故障部を修理すれば長く使うことが可能です。

 

 

 

 

・お部屋のデザインの邪魔をしない

インテリアをおしゃれにしても機能性を重視して購入したエアコンなどの暖房器具でまとまりが無くなる。

 
そんなお悩みもセントラルヒーティングなら送風口やパネルの設置だけでOKなのでインテリアの邪魔をしません。

 
また、パネルヒーターを設置する場合も最近はおしゃれなデザインも増えているため、お好みのものが見つかります。

 

 

 

 

 

デメリット

 

・コストがかかる

導入時には全部屋の壁や床を剥がして設置する必要があるのでそれなりにコストがかかります。

 
また、家中にエアコンやストーブを置いて家全体を暖めるよりも安くはなりますが、家中を一台で暖めるため導入前よりも電気代やガス代などが高くなります。

 

 

 

 

・暖まるまで時間がかかる

家全体を暖めるため、一部屋の室温を急激に上げることはできません。

 
そのため、通常の暖房器具のようにセントラルヒーティングを切った状態で外出し帰宅後に点けても部屋はすぐに暖まりません。

 

 
外出時は温度設定を低めにするなどの調節を行いながら24時間運転を心がける必要があります。

 

 

 

 

・リフォームが複雑になる可能性も

セントラルヒーティングを導入する際のリフォーム工事では、熱源を発生させる装置や循環パイプ、またはパネルヒーターの設置が必要になります。

 

 

また、家の状態によっては気密性を高めるための工事も必要な場合も。

 

 

その際、床や壁を剥がしての工事になることもあり、費用と工事の日数が多くかかることもあります。

 

 

 

 

 

 

 

セントラルヒーティングの注意点

 

便利なセントラルヒーティングですが、24時間家全体を暖める暖房ならではの注意するポイントがあります。

 

 

暖房専用ボイラーが必要

お湯を循環させることで部屋を暖める機能なので、セントラルヒーティングに使用するお湯を沸かす専用ボイラーが必要になります。

 
このボイラーのバルブを使って出湯量を調節することで室温の調整が可能になります。

 
そのため、専用ボイラーを設置するスペースも確保する必要があります。

 

 

 

 

 

夏になる前にしっかりオフに

 

以外と多いのが気温が暖かくなった頃にオフにし忘れることです。

 
セントラルヒーティングは基本的に冬の間は点けっぱなしにします。そのため、消し忘れを伝えるアラームなどが無くうっかり消し忘れて無駄に使ってしまうことも

 
気温が高くなったら必ず消すように電源をチェックするようにしましょう。

 

 

 

 

 

窓際に設置する

 

パネルヒーターや全館空調(セントラルエアコン)の場合、パネルや送風口は窓際に設置するようにしましょう。

 

 
暖房をつけても部屋が冷える原因の一つに外気で冷やされた窓で室内の暖かい空気が冷やされ床に溜まるという現象があります。

 

 

そのため、窓の側にパネルや送風口を設置することで窓が冷やされることを防いで効率的に部屋を暖めることができます。

 

 

 

 

 

 

セントラルヒーティングの設置リフォーム費用

 

セントラルヒーティングの設置費用は住宅の状態や設備の種類によって変わりますが、一般的なパネルヒーターを設置する場合

 

 
床材を剥がさない場合は約80万円前後

 

 
床材を剥がす必要がある場合は約120万円前後

 
が目安です。

 

 

リフォーム工事を行う箇所が増えるほど価格が上がるため、事前の見積もりをしっかりと行いましょう。

 

 

 

 

 

ガスや電気代のランニングコストに注意

 

どの種類のセントラルヒーティングでも、家全体を一台で暖めるため電気代やガス代などが毎月多くかかります。

 

 
また、定期メンテナンスも必要になりメンテナンス費用が一回3〜10万円ほどかかる場合もあります。

 

 
しかしお金がかかるからと点けたり消したりを繰り返すと、起動時が一番エネルギーが必要になるためかえってコストが嵩みます。20℃位で点けっぱなしにすることが一番の節約になります。

 

 

 

 

 

 

セントラルヒーティングに関するFAQ


 

セントラルヒーティングに関するよくある疑問にお答えします!

 

 

 

 

日本で普及していない理由は?

 
日本の気候は、夏は高温多湿・冬は低温乾燥となっていますよね?
 

普及していない理由は日本の家屋の多くが木造であり、通気性が高く設計されているという点が関連しています。

 

 

一方セントラルヒーティングで重要なのは暖かい空気を逃さない「気密性」が高い家であることなので、日本の昔ながらの住宅とは相性が良くないのです。

 

 

また、専用ボイラーやパネルの設置などある程度家が広くないと設置する場所がない・無理に設置すると家が狭くなるなどの理由もあります。

 

 

 

 

セントラルヒーティングって冷房機能は無い?

 
エアコンを使う全館空調(セントラルエアコン)なら通常のエアコンと同様に冷暖房の切り替えが可能です。

 

 

その他のセントラルヒーティングは基本的に「暖房」としての機能に特化しているため、別途夏用にエアコンや冷風機を使うなどセントラルヒーティングと冷房は別に分けて使う方が多いです。

 

 

 

 

セントラルヒーティング付きマンションもある?

 
セントラルヒーティング付きのマンションももちろんあります。

 

 

メンテナンスや利用費は共栄費として毎月一定額かかることが多く、一台でマンション全体の暖房機能を賄うため個人での温度調節ができなくなります。

 

 

また、入居者が少ない物件の場合は1人の負担が大きくなるため注意が必要です。

 

 

 

 

 

まとめ:安全に暖かく

冬の家庭内事故で多いのが暖房による火災・入浴中のヒートショックによる溺死や心筋梗塞・脳卒中です。

 

 

各部屋や廊下に暖房をそれぞれ付けるという方法もありますが、何台も購入しそれぞれを点けたり消したりするなど使い勝手の問題やうっかり消し忘れて火災の原因にというリスクもあります。

 

セントラルヒーティングなら一台で家中が一定の温度になり、子供がいても安心して使うことができます。また、全館空調(セントラルエアコン)以外のパネルヒーターや床暖房なら室内の空気を乾燥させずに暖める事ができるため、病気やウィルス対策にも有効です。

 

 
家の中の安全性を高めながらより快適にできるセントラルヒーティングのリフォームを是非ご検討ください。